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2005年04月28日Thu [11:44] その他漫画  

はじめの一歩

漫画のレビューを書くつもりが、人間コラムみたいになっちゃってどのカテゴリにしようか迷いました。

マガジンで連載中の「はじめの一歩」を友人から借りました。
というか現時点で72巻も出てるので、正直、読めといわれたときは一瞬躊躇しました。僕、不器用なので一度読んだら最後までぶっ続けて読んじゃいそうで、他のこと出来なくなるのも困るし。でも結局借りちゃったわけですけどね。

ボクシング漫画といえばジャンプで連載された「ろくでなしブルース」を愛読していましたが、あれはボクサーを志す不良の物語だったのに対し、「はじめの一歩」はまさしくボクサーそのもののお話。

ゆえに、主人公がボクサーにあこがれてからプロデビューするまでがちょっと早すぎるな、っていう感じがしました。そんな一朝一夕でプロボクサーになられてたまるかと。でもこれはたぶん「ろくでなしブルース」を読んでいたがための違和感であって、特に他の人が読めばそうでもないかもしれんです。

現在、72巻中10巻までしか読んでませんが、10巻でちょうど、主人公が新人王を獲得するというキリのいい終わり方でニクイ演出だなあ、とか結構どーでもいい部分に感心したり。

それと、対戦相手にもそれなりのエピソードや、勝負にかける思い入れや、負けられない理由などがたくみに描写され、なんだか対戦相手にも勝たせてあげたいような心境になります。

やっぱスポーツってのはその人にとってドラマだよな。
どちらかが苦渋をなめることがわかっててそれぞれがそれぞれの思いを胸に立ち向かう。

そしてそれは漫画やドラマみたいに描写されないと決して他人にはかり知ることの出来ない領域で、現実の世界のボクサー、あるいはその他のスポーツマンも、そんな孤独な環境の中でただひたすらと己を高め続けるんだよな、なんてことを、この漫画の描写に思わされました。

そんなこともわからずに観客席で無責任にブーイングかましたりマナーのなってない人間とかやっぱ好きくない。

あと、両親を失い、残された妹のためにボクシングに全てをささげる兄貴の話があって、妹は自分のために兄が痛い思いをしているということに耐えかねて苦しむんですが、僕はどうもこのへんに違和感を感じてしまう。

妹の進学や生活のことを考えて何かに努めるとしたら、何もボクシングじゃなくてもそのへんのバイトの掛け持ちして生活するんでもいいはずなんですよ。

というかむしろその方が効率がいい。
新人のボクサーのファイトマネーなんて大学生の一か月分のバイト料にすらならないんだから。

兄がボクシングに打ち込む理由は、妹を養うためにその道しか残されていたわけじゃなくて、兄が考えた末に導き出した一つの結論に過ぎないし、それどころか「痛いのつらい」と思うボクサーなんてそもそもいない。ボクサーにとって最もつらいのは敗北という精神的苦痛であって、肉体的苦痛が無いわけはないけど、「さらに上の苦痛」がある以上、肉体的苦痛なんて二の次三の次じゃないのかな。
そりゃ、僕たちシロウトにその肉体的苦痛を味わってみろというのは無茶な話ですが。
そしてそれに耐えたり、耐えようと思えるのは何かを得たときの大きな喜びがあるからであって、痛い思いをすることが何ら不幸なこととは思えないわけさ。

ボクサーをやるなら殴られなくちゃいけない、というのは、社会に出るには学校に行かなくちゃいけない、生きるためには働かなくちゃいけない、っていうのと同じぐらいしごく当然のことで、それがイヤならほかのバイトで十分食いつなげる。

どうも妹はそのへんの話を美化させすぎてんじゃないかな、と思う。

このへんはどうなんだろう。
やっぱり男と女の感じ方の違いなのかなぁ。
でも女でも格闘技好きはいるし男でも全く良さがわからないって人もいるから個人差なのか。

とか、たかが少年誌を読んだだけでここまでクソマジメに色々考えるのもどうかと思うけど。

【ランキング】ウソかと思われそうだけど実は僕も打たれ強い体してます。心はもろいけど(爆)。

はじめの一歩 VICTORIOUS BOXERS公式攻略ガイド
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