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2005年01月10日Mon [22:14] 映画  

【映画】カンフーハッスル

公式サイト
媒体:映画館
オススメ度:★★★☆
感想:
20050110112044.jpg




面白いですよ、ええ。ストーリー性ゼロですけど。
なんかどっかの専門学校生が作ったような感じ。
発想というか馬鹿馬鹿しさが。

でも、「どっ」っと大笑いするような面白さじゃないんですけどね。

例えば、あまりのくだらなさから、乾いた笑いを誘うための「オヤジギャグ」ってのがありますが、アレはそういうためのもので、ギャグに面白さを求めちゃいけないんですよ。

「わかったからお前はすっこんでろ」みたいなリアクション、ツッコミをさせることが目的であって、むしろ自分が言ったオヤジギャグで周りの人間が抱腹絶倒したら返って焦ります。

この手の苦笑いとか含み笑いをさせるのは「つまらない」というよりは一つの笑いのネタの種類である、と僕は思ってます。

横道それましたが。カンフーハッスルもそんな感じ。というかオヤジギャグ同様、「笑えなさ」が面白いわけ。あまりの馬鹿馬鹿しさにね。

なんで笑いのネタの種類の話をここでしたかっつーと、
オヤジギャグって少人数とかだったらいくらでもツッコミ様がありますが、大勢の前でかまされると案外フォローしにくかったりしません?
「今それをやるなよ」みたいな。

つまり、映画自体は面白いんだけど、なんかコレ、映画館で観るより自分の部屋のDVDで観た方が気持ちよく笑えそうな気がする。

笑いのツボには個人差があるので、特にこのカンフーハッスルの場合はその差が結構激しくて、自分が「ブフー!」とか吹き出しそうになっても隣の人が静かだったりすると笑いにくい。

結果、「ククククク・・・」とか、返って怪しげな笑いになったり。

まー・・僕が回りに気を使いすぎってのもあるかもしれませんが。

いや、映画を通しては面白いんだけど、人によって笑うところが違うみたいでさー。スパイダーマンのセリフがそのまま挿入されるパロディのところで俺、「ぶははは」とか笑っちゃったんだけど、セリフ自体はマジメなところだったので、スパイダーマン観てない人にとっては意味がわからなくて「今のは笑うところじゃねーだろ」とか思ったかもしれません。
だって俺以外周りの人皆静かだった_| ̄|○

あと、少林サッカーを見てるときにも思ったことなんだけど、監督・チャウ・シンチーの「ブラックユーモア」についていけないときがある。

これは多分彼の、というより、国の文化とか感覚のギャップなんだと思うけど、台湾とか韓国とか中国あたりの映画を観てるとたまにこーいうことがあるのね。

主人公・シンの顔が床にめり込んで、その上から何度も追い討ちをかけるあたりは、「めりこむありえなさ」で笑うところなのか、それとも過酷な戦いを表現してるのかイマイチ判断がつかず、ただその痛々しさを観続けただけでした。

まーもっとシビアな映画とかならそーいうのもありかもしれないけど、カンフーハッスル含め、少林サッカーも基本はコメディなんだからさ、女を後ろから撃つシーンや、脚を切断したりとかっていうのは、少なくともあのコメディ映画の中でやるべきことじゃないよな、って感じです。

少林サッカーも、練習試合でパンツかぶらせたりとか、兄貴が何度もビンで殴られるあたりは、痛すぎて日本人にはちときつかった。

今回も子供が頭から小便かけられたりとかな。
あそこまでしなくても、単に返り討ちに遭った、っていうだけでストーリー的には十分なのに、あそこまで描写しなくちゃいけなかった理由がわかんないです。

繰り返すが、別の映画ならいいんだけどあの映画の中でやっちゃだめ。他の映画より子供も多く観に来てるはずだしね。

あ、なんか文句ばっかりになっちゃったけど、十分おもしろい部類に入ります。観る価値あり。ただ、映画館じゃなくてもDVDでいいと思うな。

あ、「DVDでいい」とか言うからつまんなそうに聞こえるんだ。
「DVD『が』いい」と思う。

その方が笑えるところは、つまらないところでも笑えるし、観たあとの爽快感が増すんですよ。
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